ベンチャー営業マンの米国株投資

UCLA卒の筆者が主に米国の株投資に関して投稿していきます。 40歳までに(現在28歳)アーリーリタイアを目指して、仕事に投資に没頭していきます

金持ち父さん貧乏父さん読了 個人的に重要だったこと3点まとめ

金持ち父さん貧乏父さんとは?

ロバート・キヨサキさんという、日系4世のハワイ生まれのアメリカ人が著者の、お金に関して書いているビジネス本・自己啓発本です。 彼が47才で引退した時に執筆して、ニューヨークタイムズでベストセラーになった本だそうでして、名前だけは聞いたことがあるという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

個人的な重要点1: まずは自分に支払え!

これってどういうことかと言うと、家賃や電気代などの月々の支払いを済ませる前に、まずは投資するべし、とロバートさんは言っています。

 

この投資って何もいきなり不動産や株式を買い入れろって話ではなくて、月々の支払いの前に自分が信じるものに勇気をもって投資しろって意味だと思っています。例えばMBAに行く為の費用でもいいと思うし、何か特別な技能を得る為の学校の費用でもいいと思うんですよね。社会人になってからというものの、何かとやらない理由をつけて(ほとんどの場合がお金だと思います)行動をしない人が多いですが、まず最初に自分に支払う癖をつけるべきだと説いてます。

 

でも先に何かに投資をしてしまうと、家賃とかが払えなくなっちゃうっじゃないか? って普通は思いますよね。私もそう思いましたW でもロバートさん的には、「先に自分に支払いをし、後で月々の支払いをしていたおかげで、どうすれば月々の支払いを問題なく済ますことができるか、頭をフル回転させて行動ができた」、と語ってます。

 

なるほどなー!、っと思いましたね。 要するに、あえて自分を追いこむことによって原動力にしていたということだと思います。人間は追い込まれないと、楽なほうに楽なほうに行く生き物ですからね。 「まずは先に資産を買い入れて、資産からのキャッシュフローを増やしていったおかげで、早期リタイアができた」、この部分はすごく勉強になりました。

 

個人的な重要点2: 自分のビジネスを持て!

いきなり起業をしろっていっている訳ではないです。何が負債で何が資産かを見極めて、資産の欄を増やしていくことに集中しろということです。

ここで言う資産とは、

1.株式

2.債権

3.投資信託

4.不動産

などなど、自らが働かなくてもキャッシュを生み出すものを増やしていき、複利の力を使って増やしてくべし、ということでした。現代に例えるとこの資産にあたるものも変わってきているかなと思っていまして、例えばブログからの収入や、Youtubeなどの収入もキャッシュを生んでいるので、資産になりえるのではないのかなって思います。小さくても良いので自分なりのビジネスを持つことが大事だなと。 

 

社会人になってからというもの、思い返せば株や不動産なんてリスクしかないじゃん、っとやってもいないのに決めつけていた自分がいました。 これからはお金としっかり向き合って資産を増やしていかなくてはと感じます。

個人的な重要点3: 金のためではなく、学ぶために働け!

重要点2にも繋がるのですが、ビジネスをするには色々な知識がいりますよね? 例えば会計スキル、財務スキル、マーケティングスキル、セールススキル、法務知識、事業計画スキル、などなど。 現代ではプログラミングやSEOのスキルなんかもあると思います。

 

何かビジネスを始めようとした時に、1つのスキルにだけ特化しているだけはビジネスはできません。なので、会社を利用して多くの経験と幅広くスキルを身に着け、それを自分のビジネスに生かすべきだ、ということでした。

 

私はアメリカの大学をでましたので、どちらかというと専門性を高めていくべきだと考えていました。なので、ロバートさんのこの考え方は少し以外でしたね。幅広くスキルを身に着ける考えって、どちらかというとジェネラリストを教育する日本的な考え方のように思っていました。

 

ロバートさんの本の良いところって、働くのは負け!とは言わないところかなって思います。会社で上にいくことが全てと捉えている人、僕含めてですけど、すこし気が楽になりました。会社はあくまで学ぶ場であって、学んだものを自分のビジネスに生かそう、という考え方なので、心に余裕ができますし、むしろそれぐらい軽めのスタンスのほうがうまくいくんでしょうね。本気になるべきは自分の資産、会社じゃねえぞと、当たり前ですよね。

 

非常に良書でした。他にも色々と参考になることがたくさん書いてありますので、ぜひ一度読んでみるのはどうでしょう。