ベンチャー営業マンの米国株投資

UCLA卒の筆者が主に米国の株投資に関して投稿していきます。 40歳までに(現在28歳)アーリーリタイアを目指して、仕事に投資に没頭していきます

自分の投資判断の基準についてまとめてみた

後悔しないための投資

アメリカ株の記録的な下落を記録しておりますので、勢いに任せて購入してしまうこともありますが(実際に私もしてしまったけど)、後悔しないためにもしっかり調べて、納得した上で購入するということを心がけています。 『他人が買っていたから』、『なんとなくこの株は良いって聞いた』っていう理由だと株価が落ちたときに落ち込むのは自分です。 この会社なら投資してもいいな、株価が落ちたとしても持っておきたいな、って納得できるかどうかって大事だと思っています。

流動比率は健全か?

売上や純利益も大事だとは思いますが、個人的に一番に見るのは流動比率です。

流動比率は、

流動比率 = 流動資産 ÷ 流動負債

で求めることができます。

 

流動負債とは『1年以内に支払わなければいけない負債』ですので、その負債を手持ちの流動資産(現預金や、すぐに現金化できる資産など)で支払う能力があるかを見る指標です。 私のようなインカムゲインを重視する個人投資家は、企業が今後事業活動を継続できるかどうかは大事だと思っているので、この比率が100%を超えてこないとためらいますね。

 

フリーキャッシュフローは作れているか?

次に見る指標はフリーキャッシュフローです。

フリーキャッシュフローは、

フリーキャッシュフロー = 営業CF + 投資CF

 

一般的には、営業CFがプラスで、投資CFはマイナスになっているはずです。これはいろいろな考えがあるかと思いますが、フリーキャッシュフローがプラスになっていれば、事業活動に必要な投資資金を、営業活動で稼いだお金でまかなえているということになりますので、そこから借入金の返済をしたり、配当金を出したりとできるわけですね。

 

キャッシュフロー経営と言えば、イーコマースの巨人Amazonということで、キャッシュフロー経営がなぜ大事なのかうまく解説されてある記事も見つけました。

diamond.jp

とにかく言いたのは、キャッシュベースで稼ぐ力があれば、先行投資によるマーケットでのシェア獲得もできるし、借り入れの返済もできるので、フリーキャッシュフローが作れているかどうかっていうのは投資判断の基準になります。

 

PLは健全か?

一応PLもちゃんと読みます。読みますけど、純利益よりも、増収しているかを個人的には重視しています。先行投資によって利益が圧迫されることもありますので、純利益が前年比で増加しているかどうかよりも、投資をした結果として収益を伸ばせているのか、という点のほうが個人的には大事なんじゃないかなって思います。 

投資先のビジネスを良く理解できているか?

投資先のビジネスの細部まで完璧に理解することって難しいですけど、できる限りの理解に徹することって大事だと思っています。ポーカーのルールが分からないのにテーブルに着くバカはいないはず。麻雀のルールが分からないのに賭け麻雀なんてしないはずですよね。投資先のビジネスの成長性は? どんな価値を社会に生んでいるのか? 投資銘柄の事業のマーケットは今後拡大していくのか? 縮小していっているのか? 自分なりに想像を膨らませておくべきだと思っています。

未来がどうなっているかは誰にもわからないですが、どうなっているのか想像し、納得した上で購入をすれば、株価が下がってもいちいち動揺はしないはず。